カルティエのフライング・トゥールビヨンを解説。購入も買取も損せず。

カルティエというブランド

カルティエは世界を代表するラグジュアリーブランドです。

フライング・トゥールビヨンの買取販売・市場での評価

カルティエは世界を代表するラグジュアリーブランドです。
ギョーシエ加工のベースを敷き、上にわずかにサテ ンを入れたリングを重ねている。 グレーの色味は絶妙で、リング とのコントラストを強めるが、ギ ョーシエを埋没させない程度の 両るさに留めている。見返し部 分にエンジンターンド加工を施 したのも、立体感を改善する優 れた手法。
立体感への試みを示すのが、多層文字盤 と、別部品のラグを持つケースである。前者は部品を2層に分け、文字盤への立体感 を強調したもの。明るいシルバーと、濃いグレーという色昧の対比も、立体感をより 強張している。ケースの造形にも優れた手腕は窺えよう。大きぐ湾曲したラグは、あ えて別部品で構成されたもの。立ち上がりをいったん膨らませることで、裁ち落とさ れた側面に対するアクセントとしている。 ラグとケースの接合は完璧で、カルティエらしいケースワークに、いっそう磨きがか かっている。ペゼルの落とし込みも、立体 感を持たせる優れた手法だ。その28度とい 弓角度は、決して無造作に考えられたもの ではない。45度では造形が強まりすぎるし、 逆に20度では、ケースの厚みに対して、ベ ゼルが平板になぴすぎただろう。  メリハリの強調も、従来以上に際だって いる。コントラストを強めた文字盤の色昧 然り、拡大した12時のインデックス然り。 加えてカルティエらしいのが、ケースのサ テン仕上げである。子細に見ると、正面の サテンは浅く、側面は深い。あえて深さを 変えることで、造形上のメリハリを視覚面 でも補っていることが理解できる。 素晴らしい時計のデザインが時計の買取店からも高く評価されている。 良質なムーブメントに、カルティエらし いデザインコードを接ぎ木してみせた、オ ート オルロジユリー。なるほどこれは、 優れたケースワークを持つカルティエにし て初めて生み出せたコレクションに違いな い。また過去の傑作と同様に、他社には真 似できないという点でも、これは優れて高 級時計の規範となるだろう。 Cal.9452 MC ジュネーブシールを獲得したフ ライングトウールビヨン。良質 な仕上げは、いかにもオートオ ルロジュリー(高級時計)らしい。 仕上げ以上に「らしい」の が、カルティエのトウールビヨンの天真に加え られた、耐衝撃装置である。特 殊な意匠を与えることで、審美 性を損ねない。手巻き。19石。2 万1600振動/時。パワーリザー ブ約50時間。

カルティエの腕時計

  • フライング・トゥールビヨン カリブルドゥカルティエ・フライングトゥールビヨンの特徴が、二層構造の文字盤。
  • 自動巻き 装着感への配慮が窺える裏面の造形が美しいのがカルティエの自動巻き時計だ。
  • カリブルドゥカルティエ 立体感とメリハリを強調する、2層構造の文字盤が特徴のカリブル・ドゥ・カルティエはブランド時計の概念を作り直す。
  • サントス 世界初の腕時計